TiDL notes - ver4.1

クルマと旅行と写真の日記。たまにカメラ機材の話。

Distagon T*2/28ZF.2で撮る日々 part.2

ここ1ヶ月近く、ずっとこれで撮ってる様な気がします。
28mmという画角とこのレンズ特有の癖に振り回されてて、考えれば考える程ドツボに嵌るような錯覚を覚えてしまいます。まだまだ感覚を掴めるのは先の話になりそうです。

OutScale of Table

ということで最近コレで撮った写真を何枚か。
こちらは何時もの明治村で何時もの場所からの一枚。レンズの癖を掴むなら、なるべく慣れた場所で慣れた構図で撮るのがいいかなと思ってるので、シェイクダウン時にはここに来ます。真っすぐ、この場所に来ますね……前回のエントリーでも書きましたが、広角単焦点らしくないボケ味と量です。ボケ味はやっぱりイイ感じです。

Lounge

APO-LANTHAR90mmにチェンジしたい気持ちをグッと堪えてDistagonのまま撮影。遠景で28mmはやっぱり苦手にしてる節があるようです。バチッと決められない。

Woody Spiral

階段を下から撮っても、28mmという画角は微妙に焦点距離が長かったりするもんです。個人的な感覚だと、この辺りは24mmとかその辺りなのかなって思います。描写ですが、F4まで絞れば周辺もOKな気がします。像面歪曲は、細かい事言えば気になるかもってレベルですが、まぁ隅を突いてみる訳じゃないですしこんなもんでしょうと。気になるならもう少し絞ると完璧になります。

桟橋の上

シーンは変わって。岐阜県のどっかのお寺。Distagonなんですし、グイグイ寄って背景もがっつりボカしてしまう撮り方もいいですよね。ワンパターンに陥るかもですが。

秋之色

MFレンズの弱点、というかMFレンズを使ってると、こういうシーンで泣きをみる事が多いかと思います。広角で葉っぱにピントをしっかり持ってくる。これは一眼レフでMFレンズに慣れてる人だと、その苦痛が分かるかと思います。が、幸いな事にDistagon T*2/28はそんな状況でもピント合わせが苦になりませんよ。勿論ライブビューなんて使わずともこの通り。ちゃんと葉っぱにピントもってこれます。MF=ピント合わせが難しいは、このレンズには当てはまりませんね。

椛橋

最後の一枚。こういう写真、上手く撮れると28mm単焦点がもっと生きてくるとは思うのですが。
現状では宝の持ち腐れに近い状態です。はやく馴染まなきゃなぁ。

Distagon T*2/28ZF.2試し撮り

近場で少しだけ試し撮りしてきました*1。被写体はコスモスで。なんだかんだで今年撮り忘れていたので、ついでに撮る感じに。

Cosmic Cosmos

絞り解放で。絞り解放で撮るなんて、原則APO-LANTHAR90mm以外ではやらないのですが、Distagon T*2/28ZF.2は絞り開放で完全にイケる写真になりますね。あと本当に28mmなのかな……って錯覚を覚えます。広角マクロ特有の難しさに、この時点ではまだ気付けませんでした。後日これで相当苦戦する事に。

Distagon 2/28ZF.2 test_2(F5.6)

次にF5.6に絞って撮影。28mmでF5.6ならば、随分と被写体深度は深い筈。その筈なんですが、この写真の通り、どこにピントを合わせたのか一目瞭然です。これを使いやすいと取るのか、難しいと取るのか。まだこの部分の答えは保留してます。それにしても色ノリの良さはどうでしょう。本当にコッテリ載ります。でも嫌な載り方をしない。不思議。

One Point

これまた絞り解放&かなり近接。周辺光量落ちは確かに大きいですが、それもアクセントの一つということで。個人的にはもっと豪快に落ちてくれてもOKなんですけど。あ、そうそう。書き忘れていましたが、ピント合わせが非常にしやすいです。ピントの山がグッと一点で立ち上がるのです。これはファインダー覗き込んだ時にぶったまげました。MFレンズが苦手な人でも、これで合わせられないなんて言えないぐらいにピントの山が見やすいです。

Distagon 2/28ZF.2 test

おまけ写真。画面隅っこに太陽を入れて少し意地悪なテストも兼ねて。ゴーストは偶に出るかなって程度です。フレアも気になるほど出る事はないです。というか、これだけ丁寧な描写がされてるならば、多少のゴーストやフレアなんて気になりません*2

さて、ここではイイ感じにテスト出来て帰宅したのですが、後日このレンズの難しさに直面する事に。それに触れるのは、はてさて何時になるやら。

*1:これ書いてる時点で実践投入してますが、それはまた別の機会に

*2:元々フレアやゴーストは好きなのであまり問題に感じない

【IYH】CarlZeiss Distagon T*2/28 ZF.2

遂に入手

DSC_6797

やりました(キリッ

何故コレなのか

SilverRing of CarlZeiss

手持ちのレンズを色々売り払い、何やかんや清算してたら、買えてしまいました。しかも苦手と公言して憚らなかった28mmを、です。広角での勝負玉がないことに悩んでいて、何か欲しいなと考えた結果です。ちなみに他の候補はこうでした。

  1. Tokina AT-X 16-28 PRO FX
  2. Nikon AF-S 28mm F1.8G
  3. Cosina CarlZeiss Distagon 2/35ZF.2

最初は1が本命で、カートにも入っていたのですが、既にAT-X 235 AF PROが手元にある、18mm以下は広すぎて自分には扱いきれないというのがネックで脱落。2は広角単焦点にいこうと決めた段階で浮上してきました。リーズナブルで軽くてAFも効くとあり、揺れましたが描写が好みではなく早々に脱落。そして最終的にはDistagonの28mmか35mmかで悩みに悩んで、ずーっと悩みまくって、35mmはUltronと微妙に被るからという非常につまらない理由で28mmをチョイス。なお描写的にはどっちもどストライクで、何時かは欲しいな……と思ってましたが、まさかこのタイミングでの購入とは。

CarlZeiss Distagon 2/28ZF.2

フードを被せたらご覧の通り。うんすげぇやこりゃ。
そして実写で更にぶっ飛び、直後に28mm単焦点が頭を抱える程難しいレンズだと再認識するのは、また次のエントリーにて……いや、これマジで難しいです

高ボッチ高原へ

行ってきました。写真全然撮ってませんが。

Comming a Day

AT-X 235 AF PROで一枚。富士山は見えなかったので、広角レンズにスイッチ。

赤椛

高山の市内は紅葉がイイ感じに始まってました。なお、道中の安房峠は雪がうっすらと……ちょっと早くないですか。

水流

帰りのせせらぎ街道も、紅葉は良い感じ。ここ2、3年で一番の当たりなんじゃないかなと思います。おかげで快適なドライブは無理な感じでしたね。

紅葉撮影も、ぼちぼち終わりかと思います。

飛騨古川探訪

君の名は。関連で行ってきました。
紅葉も狙いたかったんですが、それはまたの機会に。

平日でもすごい混雑

正直、平日に行けば余裕っしょと思ってました。完全に甘かったです。
到着した午前8時過ぎは流石に人影まばらでしたが、11時ぐらいには人、人、人……こんな古川、みたことありません。映画の影響って凄い(こなみ

では写真いってみましょう。

Library

いきなりこのアングル……ってこんなの出てきてない!って突っ込みが来そうですが、別にいいよね。
という訳で、一番最初に行ってきたのが飛騨古川図書館。ちゃんと申請出した上での撮影です。でもシャッター五月蠅いので、人がいない開館直後にササッと撮るのがよいです。AT-X 235 AF PROで撮影。

Desk

この机。瀧君が本と睨めっこしてるシーンの机ですね。ちょうどこの近くに、君の名は。の特別ブースが設置されてました。飛騨市はこのブームに積極的に乗っかっていくようですね。でも、迷惑掛けちゃ駄目ですよ?Hasselblad Planar C 2.8/80T*で撮影。

DSC_5882

こんな感じで抜かりなく。近くのノートには『お前は誰だ?』だらけのノートが。そりゃそうか。

組紐(紅)

続いては、飛騨古川さくら物産館へ。ここは映画に登場したりはしてませんが、組紐が買えるとの事で行ってみました。当初はパネル展示を見てみるかと思い行ったのですが……

DSC_5911

なんと、組紐が自分で組める体験なんてものがやってました。最近始めたそうです。なお麻で組むと700円です。この時点で、パネル展示の事は頭から抜け落ちてました。

捩じって巻いて

組紐を組むのに、あれこれ手助けをして貰いながら……すいません、散々間違えまくりましたorz
2時間掛けて組み上げました。すごく気に入ったので、またもう一組、作りに行きます!

DSC_5923

そのまま、お酒の香りに釣られて渡辺酒造さんのもとへ。初めての酒蔵なのですが、ホイホイと日本酒を購入。

DSC_5918

ちょっとイイ雰囲気の酒蔵さんです。というか酒蔵は基本的にちょっとお洒落なので好きです。お酒が落ちてる場所だけにお洒落。

Station Furukawa

古川駅跨線橋より。ちなみに特急飛騨は映画のワンシーンみたいに止まる事はないそうです?Tamron SP 70-200mm F2.8 LD Di IF MACROで撮影。何気に久しぶりに登場のレンズ。

街並み

閑話休題。古川に来たのに街並みを撮らないのは本当に勿体ないので是非撮りましょう。素敵な風景がゴロゴロしてます。紅葉のピーク時なんて、もっと凄いですよ……
mikan-lognote.hatenablog.com

飛騨山王宮日枝神社へ参拝

境内

高山なんてしょっちゅう行ってるのに、何故かここへ参拝してなかったので、映画に引っ掛けて参拝してきました。勿論、御朱印帳を引っ提げて。平日の午後というのも相まって、境内は静かなものでした。本来、神社って静かなものですよね。

拝殿

参拝して御朱印を授与して戴いてから、宮司さんと暫しお喋り。普通に映画の影響でここに来た事がバレてました。そりゃそうか(苦笑
そして色々とっておきの情報まで教えて戴けたのです。また近いうちに参拝しに行きます。

参道

この参道が、真っ赤に染まる時にまた来よう。そう思えた神社でした。

その後、何時もの流れで、平湯の森まで温泉に浸かりに行き、帰り際に平湯峠を爆走して紅葉……は、散ってました(涙
そんな飛騨古川探訪の一日でした。また来よう。

今月の明治村散歩

月に一回ぐらい明治村でレンズと戯れてる気がします。近いので、ふらっと行ってしまいます。

table

今日は久し振りにHasselblad Planar C 2.8/80T*と遊んできました。他に持って行ったのはSIGMA APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSMぐらい。明治村にごちゃごちゃレンズを持っていく必要はないです。

Alignment

あれ、55mm F3.5……?と思った方。その通り。こちらはAi Micro Nikkor 55mm F3.5での一枚です。お借りしたレンズで2枚ほど撮りましたが、やはりこれはイイ玉ですね。安いけど侮れない玉の代表格みたいなレンズですし。入手難易度も低く手を出しやすい一本だと思います。非Ai版に手を出して装着出来ない!なんてハマり方があるので要注意*1

autumn curtain

今日はHasselbladで遊ぼうと思っていたので、SIGMA APO Macro 150m F2.8 EX DG HSMの出番はこれ一回ぽっきり。

Warm tone.

暗所でMFも慣れたら割とどうって事ないです。ただ、F3とかのファインダーを知っちゃうと、やっぱりAF一眼レフのファインダーは見辛い部類に入りますね。例外はα900ぐらいなのかなぁ。

LANTHAN

なんてことない灯り。灯っていなければ、ただのオブジェ。

DIAMOND

なんかこの写真。毎度撮ってる気がする。
そんな半日でした。そろそろコスモス撮りに出かけないとなぁ。

*1:カニ爪にパンチ穴が2つ空いているのがAi/Ai改、空いてないのが非Aiと覚えとけばよいかと

【雑記】小説+映画+音楽=君の名は

タイトルからもお分かりかと思いますが、やっと新海誠監督の新作、君の名はを見てきました。
公式HPはこちらから。
www.kiminona.com


このエントリーを書いている段階で2回観に行きました。感想……は、他の方が沢山書いているでしょうから、自分はちょっと違う視点でまとめていきたいと思います。

映画を観て終わるだけでは勿体ない

 まず映画を観て、2回目を観る前に小説を購入しました。本編とAnother Sideの2本です。そして映画の内容を反芻しながら読み切りました*1。ここですごく驚かされてたのですが、映画本編で描かれてなかった、誰もが疑問点を抱く部分に対して、キッチリと回答が用意されていた事です。ネタばれになるので詳細は伏せますが、Another Sideの第4章です。ここの部分が、映像ではまるっとないのですが、これ映像として映画本編に入れてたら、確かに主観がボヤけてしまう、だから入れずに小説のAnotherとして収録した……これに気付かされた時、凄くびっくりしました。必要な情報をあえて削ぎ落す事で、誰が物語の主役なのかを明確にしている、と。そしてAnother Sideを読んでから、該当シーンを思い出してみると、その削ぎ落された部分が、1セリフの中に凝縮されているという凄さにも驚きました。

さて、ここからが本題。

 この"君の名は"。この映画は、文章と映像の違いと切っても切れない関係性を見事に表していると思います。映像では、どんなに頑張っても小説の行間を完璧に表す事は出来ません。同様に、小説では映像の1シーンの細かい状況までを書き記す事は出来ません*2。そこで出てきたのが、小説の行間、表現しきれない部分を映像として1セリフに押し込むという事。また、映像で表現出来る事を、RADWIMPSの楽曲を付記して文章を読んでる最中にシーンが頭の中できっちり描かれる様に配慮されていること……正直読んでて、ここまで完璧に映像と文章と音楽がシンクロするモノなんだと驚きました。ホント、小説版を読んでても劇中曲も頭の中で自然と流れるし、その時の映像のシーンも頭の中で動き、キャラクターが動く。頭の中で動いているキャラクターの挙動が行間に描写されている。不思議な感覚でしたね。

小説と映画と音楽。全部足して"君の名は"

一言でまとめると、これなんじゃないですかね。全部足して"君の名は"なんだと思います。
久し振りに、のめり込める作品に出逢えた気がします。もう一回、観て来よう。

*1:小説を読んだのが2回目を観終わった後です

*2:出来るかもしれませんんが、それは小説の一文として成立するのでしょうか?興味はあります