続く自粛の壁で、お出掛けも写真撮影もままならないまま、2021年も2割近く消費してしまったみかんです。写真撮ってないと、このBlogは停滞するので、どうにかしないと……と思います。
Blogのネタに困ったので乗っかり記事を書こう
出掛けてないなら、フォロワーさんの記事に乗っかろう(ひどい
ってな事で、タケルさんの記事を見て、こういう機材ネタBlogを書くのもいいなと思ったので、自分も書いてみようと思います。imaging-world.net
SIGMA Macro 50mm F2.8 EX DG
兎に角、飯撮りブツ撮りで使える格安マクロレンズが欲しいと思って、D700を使ってた当時に購入したレンズです。中古で1.5万円ぐらいだった記憶があります。
このレンズ、兎に角パリッと写るのでD700を使っている時はちょいちょい使ってました(ボケ味はお察しレベル)。ただし極端なピーカン環境下だと、ちょっと洒落にならないぐらいの倍率色収差が出てしまい、これが手放す原因に。低画素機で部屋でブツ撮りとかに専念するのでしたら、今でも使えるレンズだと思います。このクラスの焦点距離のレンズでフォーカスリミッターが搭載されているのも地味に高ポイントなレンズです。(売却済み)
風景でも結構使えちゃうレンズでした。遠景の細かい描写はやや苦手な感じがありましたが。
このレンズは飯テロが非常にやりやすくて助かりました。今、手持ちにそういうレンズがない(笑
ブツ撮りもこなしてくれる貴重なレンズ。こういうの復活しないですかね。
Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
昨年、いい出物に出会ってしまってうっかりMy New Gearしてしまったレンズ。そしてコロナ渦の影響で全くさっぱり出番がないレンズその1。一番安いナノクリレンズなんて言われてたりしましたが、このレンズはNikonによくある非常にバランスの優れた使い勝手のいいレンズ筆頭だと思います。遠景から近接まで安定した描写で、AF精度も安心感があります。色々レンズを使ってると、結局精度は純正が一番って当たり前の結論に落ち着くんですよね。しいて言うならフォーカスリミッターがないのが玉に瑕ですが、AF速度が比較的速いので、なくても問題ないです。
2021年は、もうちょっと使っていきたいレンズでもあります。
マクロレンズ=カリカリ。勘違いされやすい図式をキチンと否定してくれる描写です。カリカリ=収差をキチンと除去出来てないを教えてくれるレンズかもしれません。
色の出方も申し分なし。マクロレンズとしてでなく、寄りたいだけ寄れるF2.8単焦点レンズとして付き合うと、楽しいレンズですよ。
Fujifilm XF 60mm F2.4R Macro
富士フィルムXマウントレンズ群の中で、マクロレンズとして銘を打ってるレンズの1本、XF60mm F2.4R Macro。どうでもいい話ですが、これハーフマクロです。等倍撮影出来ません。
知ってる人は知ってますが、銘玉XF90mmより解像力は上で、ボケ味もいい勝負をするレンズなんです。購入当時は未使用品を4万を僅かに切る価格で買った記憶が。今、すごく値上がりしましたね……フジのレンズあるあるですが。
描写性能はパーフェクトでしたが、いかんせんトロいAFに加えてAFしない方がいいよという具合のAF精度の低さ。X-T1からX-H1に変更して随分よくなりましたが、中近距離より近くなるとAFがお察し。結局そこが我慢できずに手放してしまいました。インナーフォーカス化するなりでAF性能と精度を改善したモデルが出たならまた手を出したい。そういうレンズでした(売却済み)
XF60mm F2.4R Macroで一番のショット。これX-H1を買った翌日の写真だったような気がします(笑
今、こういう写真撮れない気がするんですよね……w
微妙な明暗の描き分けも結構得意なレンズでした。描写だけなら今でも好きなレンズです。
F4まで絞り込めば、安定した描写を手にできます。ってかこういう花の近接ならMFTなりAPS-Cの方が使い勝手良いですよね。
SIGMA APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM
初めて買ったマクロレンズが、このSIGMA APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM。最初に手を出すマクロレンズがそれ?とか言われそうですが、今でも言えます。一番最初に手を出すマクロは望遠マクロであると。何度か経験したことがある人も多いと思います。望遠レンズを付けていて、これ以上被写体に近づけない……もっと近づきたい……もどかしいって思いを。そうです。中望遠&望遠マクロはそのもどかしい思いから解放されるのです。寄りたいだけ寄れる望遠単焦点と考えましょう。世界が変わりますよ。そしてこのレンズは、僕に望遠マクロの楽しさを教えてくれた大切なレンズ。解像力も高く、何より前ボケ後ボケのバランスがピカイチ。ポートレートでの決め球でしたね。非常に思い出深いレンズです。これだけ作例多めでいきます(笑
このレンズは長期旅行にも必ず連れて行きました。何か撮れるに違いないといつもわくわくする期待と一緒に。そしてその期待に応え続けたレンズです。
遠景でも丁寧な描写が好きでした。絞り開放ではなくF4.5付近まで絞り込むと大変端正な描写を見せてくれましたね。
このグラスのショットを撮った時『このレンズを買ってよかった!!』と思えました。D700との組み合わせで最高に楽しい写真を量産したものです。
ネコチャン‼‼
一つ注意したいのが、このレンズをFTZ経由でNikon Zシリーズに使おうと思っている場合、D5300対応ファームが当たってないとレンズエラーでシャッターが切れません。そしてファームアップサービスは終了……根気よくD5300対応ファームが当たった個体を探すしかないです。もしくは次に紹介するOS付き版をどうぞ。
SIGMA APO Macro 150mm F2.8 EX DG OS HSM
はい。手振れ補正付きの方も買いました。だって安かったんだもん(笑
前出のOS無し版とはレンズ構成が変更されていて、描写も結構違います。大きな違いは逆光耐性の強化とAF速度の超高速化ですね。あと手振れ補正。そしてコロナ渦で全く使えてないレンズその2。早く使いたいんですが……
作例出せるようなショットがないので、この辺りでご勘弁下さい(笑
旧型が苦手としていた、背景に比較的高輝度+密集している被写体でも楽々AFが合います。解像力は新型がずっと上、前ボケは旧型の方が好み。僕的にはスナップや風景ならOS付き、ポートレートかつMFでもいいやと割り切れるなら旧型をオススメします。一番のオススメは両方所持しておくことですけどね。
【番外編】Cosina Voigtlander APO-LANTHAR 90mm F3.5SLII
これをマクロレンズとカウントするには抵抗がありますが、寄れるレンズの楽しさを最初に教えてくれたレンズなので一緒に掲載!!(ご都合主義
だって付属の専用接写リングを装着すればハーフマクロですもん*1。そして一番最初に購入した単焦点レンズというのもあって、思い出補正ビンビン*2。このレンズを買ってなきゃ、レンズ大好き人間にはなってなかったと思います。一時期、すごく高騰しちゃいましたが、今は落ち着いている……のかな?ピントリングの質感はこれを超えてくるレンズはなかなかないと思います。ピントリングをぐりぐり回してるだけでも楽しいレンズはそう多くはないと思いますので是非是非。玉数、全然ないですけど。描写は素直!これ一点。あと絞り込む必要がないレンズですので、被写体深度を調整する為に絞りがあると思えばいいです。ってかほぼ絞りませんけどねコレの場合。
しっかり露出を切り詰めれば、こんな描写が超簡単に手に入るCosina Voigtlanderシリーズ。その90mm版と思えばいいです。シャドーもかなり粘るので扱いやすいレンズです。
遠景だってバッチリ。そして超軽量コンパクトなレンズは、持ち運びの邪魔にならないので最高です。このレンズの難点はただ一つ。入手性の悪さだけ。
そんな感じで、マクロレンズ+αを思い返してみようなコーナーでした。続編はないです多分。