以前のエントリーの続きになります。mikan-lognote.hatenablog.com
今まで手にした単焦点レンズ
- Cosina Voigtlander NOKTON58mm F1.4SLII N
- Cosina Voigtlander Ultoron40mm F2SLII N
- Cosina Voigtlander APO-LANTHAR90mm F3.5SLII
- Cosina Voigtlander Color-HELIAR75mm F2.5SL
- CarlZeiss Distagon T*2.8/21 ZF.2
- CarlZeiss Distagon T*2/28 ZF.2
- CarlZeiss Distagon T*2/35 ZF.2
- Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1,8G
- Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
- SIGMA 15mm F2.8EX DG DIAGONAL FISHEYE
- SIGMA Macro 50mm F2.8EX DG
- SIGMA APO Macro 150mm F2.8EX DG HSM
- SIGMA APO Macro 150mm F2.8EX DG OS HSM
- Tamron SP45mm F1.8Di VC USD
……こうやって羅列すると買いすぎな気もします。それぞれのレンズに関して、軽く触れていこうと思います。今回はMFレンズ単焦点編として、1~7のレンズに関する記事になります。
Voigtlander NOKTON58mm F1.4SLII N
手持ちの単焦点レンズ群で、このレンズは勝負玉として活躍するMFレンズです。もう10年近く立ちますが、D700からD850へとずっと愛用しているレンズでもあります。使う絞り値はF2.2~F2.8付近。この辺りでなんとも印象的な描写をしてくれます。絞り開放は個人的に使えないので、ネタ以外で使ったことないです。
特徴的なのは、シャドーが物凄く粘り、かつ解像力とボケ味が理想的なバランスで同居してる点だと思います。解像力重視にしたいならF4まで絞ればOKですが、このレンズは解像力とボケ味の理想的な同居にあるとおもってるので、やっぱりそこまで絞らないですね。
NOKTON58mmは、D850になってからも大活躍してます。本当にいいレンズですコレは。このレンズを紹介したいが為にこのエントリーを書いてるようなもんですし。
Ultron 40mm F2SLII N
ただのパンケーキ、そことなくNikon Ai45mm F2.8Pを彷彿させるフォルムですが、全然中身が違いますね。こちらはガウス型、あちらはテッサー型です。
このレンズ、絞り開放では油絵みたいな色乗りをするレンズでした。非常に印象的な色を叩き出すんですよね。絞るにつれてコントラストが抜け気味になるので、出来るだけ絞りたくなかったレンズです。ややキツめの像面湾曲とフォーカスシフトに苦しみ、OVFでは使いこなせず手放してしまいましたが、良く考えたら残しててもよかったんじゃない?と思ってるレンズです。今では後悔してますホント……
そしてポートレートメインで使ってたので作例が出せないorz
Voigtlander APO-LANTHAR90mm F3.5SLII
90mmにF3.5、おまけにMF。Tamron SP90mm F2.8(通称タムキュー)に隠れてしまったレンズです。描写はすんごく素直で良いんです。何だかんだで気に入ってるので、これはキチンとキープしてあります。
ちょっと前のエントリーも参照して下さい。記事はこちらから
Voigtlander Color-HELIAR75mm F2.5SL
一時期、中古玉があまりになくて探しに探してやっと手に入れた1本……の割にキチンと使ってないのですがorz
このVoigtlanderシリーズの中で、唯一全く寄れないレンズで、最短撮影距離は驚きの0.7m*1。カラーバランスはかなり崩れていて、撮影時にその辺りに気を使わないといけないレンズです。でも描写はいいんですよ……!!
これもポートレートで多用してたので、作例出せないですね……もっとスナップ写真撮ろうよって思います。
CarlZeiss Distagon T*2.8/21 ZF.2
広角と言えば21mm単焦点。それはフルサイズだろうがAPS-Cだろうが変わりません。僕のなかで広角=21mmなのです。キノコみたいな図体をしたレンズで、ルックスもよし。描写はもっと良し。絞るとこのレンズを使う意味がなくなるので絞る必要なし!というレンズですね。実際に絞った記憶がないです……
21mmって、ちょっと広く撮りたいなぁって時に凄く使いやすいのです。このレンズはイイですよ……!!超お勧めします。
CarlZeiss Distagon T*2/28 ZF.2
初めて買ったZeiss単焦点*2がコレ。それがDistagon T*2/28ZF.2。手にした時は謎の感動がありました(笑
『標準単焦点を偉ぶなら35mmではなく28mm』と口癖のように言いますが、そうなったのがこのレンズです。28mmって、ぼんやり眺めてる時に近い焦点距離だと思うので。そしてこのレンズ、決して性能が高いレンズではありません*3が、そういうのを置いといて撮ってて楽しいレンズだと思います。近接に強いレンズですが、近接しすぎると色々破綻するのがアレです。
被写体との適正な距離とはどれぐらいだろう?というのを常に考えさせられるレンズです。28mmって撮り方によってパースを付けるも殺すも出来るので、その辺りを頭に入れながら撮ると本当に色々な顔を見せるんですよね。そして、この階調の良さ……D700とのマッチングもよかったのか、兎に角いい色を吐き出すんですよね。
このレンズもあまり絞らない方が楽しいレンズですね。ただ開放はシビアすぎて、あまり使わないかなと思いますけど。
とあるお店の中でのショット。室内でいい光が回ってる所で使うと、大変ハマるレンズです。今でも鞄の中にこっそりと入ってるレンズです。出番あんまりないけど……
CarlZeiss Distagon T*2/35 ZF.2
買ったけど、作例ない!!
いやまぁ、あるにはあるんですが、エントリー内に掲載出来るようなモノがない。全部コロナが悪いんだ(暴言
……最後に酷い本音が出ましたが、そんな感じの内容でした。次回に続く、はず。