近場で少しだけ試し撮りしてきました*1。被写体はコスモスで。なんだかんだで今年撮り忘れていたので、ついでに撮る感じに。
絞り解放で。絞り解放で撮るなんて、原則APO-LANTHAR90mm以外ではやらないのですが、Distagon T*2/28ZF.2は絞り開放で完全にイケる写真になりますね。あと本当に28mmなのかな……って錯覚を覚えます。広角マクロ特有の難しさに、この時点ではまだ気付けませんでした。後日これで相当苦戦する事に。
次にF5.6に絞って撮影。28mmでF5.6ならば、随分と被写体深度は深い筈。その筈なんですが、この写真の通り、どこにピントを合わせたのか一目瞭然です。これを使いやすいと取るのか、難しいと取るのか。まだこの部分の答えは保留してます。それにしても色ノリの良さはどうでしょう。本当にコッテリ載ります。でも嫌な載り方をしない。不思議。
これまた絞り解放&かなり近接。周辺光量落ちは確かに大きいですが、それもアクセントの一つということで。個人的にはもっと豪快に落ちてくれてもOKなんですけど。あ、そうそう。書き忘れていましたが、ピント合わせが非常にしやすいです。ピントの山がグッと一点で立ち上がるのです。これはファインダー覗き込んだ時にぶったまげました。MFレンズが苦手な人でも、これで合わせられないなんて言えないぐらいにピントの山が見やすいです。
おまけ写真。画面隅っこに太陽を入れて少し意地悪なテストも兼ねて。ゴーストは偶に出るかなって程度です。フレアも気になるほど出る事はないです。というか、これだけ丁寧な描写がされてるならば、多少のゴーストやフレアなんて気になりません*2。
さて、ここではイイ感じにテスト出来て帰宅したのですが、後日このレンズの難しさに直面する事に。それに触れるのは、はてさて何時になるやら。