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クルマと旅行と写真の日記。半分IYH記録簿

【IYH】Fiio K11とAKG K702を導入

少し寄り道

カメラ関係のお買い物は一端終わり*1にして、少し寄り道します。今回購入したのは、Fiio K11とAKG K702になります。

Fiio K11に関して

まずはFiio K11から。配信音源やストリーミング配信を観る際、夜中でも周辺環境を気にせず視聴出来る環境を入れたいなぁとぼんやり考えた結果、ヘッドホンアンプとヘッドホンを購入という流れにしました。とは言えそこは沼。いきなりじゃぶじゃぶ突っ込んでも待ってる先は底なし沼なので、まずはエントリー機種からスタートです。

X-H1+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G

ヘッドホンアンプは前述の通りFiio K11を選択。お値段は2万ちょいとまぁまぁリーズナブルなお値段設定。入力端子はUSB-C、Coaxial、光デジタル、LINE IN(IN/OUT兼用)という構成。USB-Cでの入力時のみ384kHz/32bit再生対応、他は最大192kHz/24bitで再生と抑えるべき点は抑えてある機種です。操作性も単純で、あんまりゴテゴテしたのを好まない自分としてはアリな選択肢。操作時のレスポンスもまぁまぁ良好、それでいてOTGケーブルを使用時はスマホも直結出来るという便利さも兼ね備えてます。この辺りの痒い所に手が届いてる感じ、流石中華アンプってところですね……

注意点としてはPCMかDSDの再生しか対応していない点です。ここにDTS音源等を突っ込んだところで再生出来ませんので注意。当たり前なんですが、これでBDプレーヤーから音が出ないとかやってました……w

AKG 702

X-H1+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G

お次はAKG K702です。このヘッドホン、昔は結構なお値段してた筈なんだけどなぁとか思うと懐かしいですね。代理店が変わった&オリジナルと多少変更点のあるモデル*2ですが、K702はK702である事に変わりありません。お値段は2万弱……AKG K702がこの価格でいいのかなぁなんて首を捻ったりもしましたが、安くて良いモノならそれはとってもイイモノなのでヨシ(何

装着感は流石AKGという感じです。眼鏡を掛けっぱなしでもヘッドホン装着時特有の締め付け感がなく、またヘッドホン自体も軽量なので長時間リスニングでも苦になりません。長年、SENNHEISER HD280-13を愛用していますが、こちらとは装着感は全然違います。SENNHEISERの方は『ヘッドホン装着してる!!』感が強いのですが、AKG K702はそれが大変希薄なので楽なのはAKGの方ですね。

この組み合わせでの音質は?

僕はプロでもないしその界隈の人でもなくただの一般人です。なので主観100%のレビューになります。つまり参考にしてはいけないのですが、一応ここに書いておきます。はい、ただ書きたいだけです(笑)

まずはFiio K11+AKG K702でケーブルはノーマル。ある程度慣らし運転後での状態ですが、高音は綺麗にキレ良く(多少刺さるけど気にはならない)低音もちゃんと出ている感じです。K702は低音がスカスカとか見かけますが、あれ低音は出てると個人的には感じます。低音は丁寧に出ているが線が細いだけという感触が強いですね。そのままの状態でも大変楽しめるのですが、もう一段階、ケーブルを変更してみます。所謂リケーブルってやつです。

モガミ 2893を導入

購入したケーブルはこちら……の2.5mの方です。純正ケーブルより随分太くて見た目の安心感もあります。

ちなみにFiio K11はバランス接続対応なのですが、AKG K702は根本から3極接続でそのもバランス接続が出来ないヘッドホンだというのは購入後に知りました。ちゃんと調べないとこういう事が起きます(笑
リケーブル作業そのものはワンタッチで出来るので大変楽です。

さてリケーブル後もうちょっと慣らしたのですが、音質ははっきりと変化しました。全体的に音の出具合が中域にシフトし柔らかい音へと変化しました。一言で言ってしまえば、聴きやすい音への変化ですね。純正でもそんなに聴き疲れしない音ではありましたが、それが更に疲れにくい音になりましたね。音の定位などそういうのはヘッドホンで云々の部分ではなく言うならイヤースピーカー使ってねってなるのでノーコメントです。

意外といい組み合わせだと思います。

*1:正確にはまだ買ってるけどここで取り上げるのは一端終わり

*2:今売っているのはK702-Y3という型番になります