notes.

クルマと旅行と写真の日記。半分IYH記録簿

【IYH】一気にXF60mm F2.4R Macroまで手を出してしまい

Fujinon EBC XF60mm F2.4R Macro
D700+SIGMA Macro 50mm F2.8 EX DG

流石にこのペースは正直どうかと思う(ご挨拶
……って過去にもこの時期に連続で買ってましたね。年跨いだし仕方ないです*1

はい、ということで今度はXF60mm F2.4R Macroにてございます。
ちょっと前に知り合いの方が先に入手されていたこのレンズを触らせて頂く機会がありまして、ワンショット。一発で惚れてしまってから【これまた偶然に】マップカメラでこれの新同品を2点入荷を目撃してしまい、一瞬戸惑ってる内に箱付属の方は完売。このレンズ、滅多に新同品が入らない*2玉ってのもあるし、兎に角値段が非常に安い設定で、あーもうイケイケとアクセル踏み抜いてポチッ。2017年、今年は機材をあまり買わない宣言は4日で無効となりました。相変わらずです……orz

なお届いたレンズは擦れキズ一つない、マジでピカピカの玉でした。フードのバヨネット爪が少し削れてた点を除いて状態は完璧ですね。

35mm+60mm Macroの組み合わせで

Fujinon EBC XF60mm F2.4R Macro

Xシステムは暫く戦えるかと思います。というかこれ以上増えると拙いです。Distagon T*2/28ZF.2も満足に使いこなせてないしXF35mm F2Rもまだ全然です。なので暫くは撮りまくります。X-T10用のバッテリー、NP-W126は一本追加しないとすぐバッテリーが干上がるので、それだけは買おうかな……バッテリー高いなorz

XF 60mm F2.4R Macroは使い勝手のよい中望遠レンズ

このレンズ、マクロとはついてますが、中身はハーフマクロです。おまけに全群繰り出し式*3。つまりAFは速くはない……カタログスペックを見る限りでは、ウリとする点があまりないようなレンズに思えますよね?でも冷静に考えてみて下さい。

  • そもそも90mmで等倍マクロはワーキングディスタンスが稼ぎにくく難易度が高い上に周辺は微妙に流れる
  • ハーフマクロとした事により(理屈の上では)撮影距離による描写の変化が起きない*4
  • 前群繰り出し式=マクロレンズのIF方式で問題となる収差変動とは無縁*5

この3点より、XF90mm F2.4R Macroは寄れる90mm単焦点って扱いなんだなと個人的に思います。これってAPO-LANTHAR90mmに慣れてる自分にはそのままズバッとハマるんですよね。個人的には90mmはハーフ、もしくはクオータ(1/4倍)まで寄れれば使い勝手はバッチリだと思ってますので。Xシステムでマクロが欲しい人は80mm Macroを待つのが手です。

このレンズも、近い内に実写で試していきたいと思います。
あーテストするレンズが溜まってく……これが積みゲーならぬ積みレンズか。

*1:ちょっと本気で自重した方がいいと思う

*2:というか中古も今はあまり流れない。昨年辺りに一瞬ドカッと回ったぐらい

*3:フォーカス時にレンズが伸びる方式

*4:等倍マクロは近距離or遠距離を犠牲にするか全体的に均すのどちらかが基本

*5:フローティング機構を搭載すれば解消可能

2017年一発目はXF35mm F2Rのテスト

新年あけましておめでとうございます

本年も当Blogをよろしくお願いします。何時も通りユルユルとやっていこうかなと。
ところで、偶にカメラ機材の日記って書いてある当Blogですが、すっかりカメラ機材の事しか書かなくなりました。すいませんね。

XF35mm F2Rをテストしてきた

では本題。年末年始に炬燵に根を降ろしてダラダラと過ごしていましたが、ぼちぼちレンズテストするかと思いテストしてきました。そうでもしないと炬燵の魔力には勝てませんからね。

early step light.

一枚目はこちら。撮影日に突っ込んではいけない(何
いきなり電子シャッターを使用した写真ですが、朝方のシャッター速度がガンガン上がるようなシチュエーションでは、電子シャッター搭載の有り難さが身に沁みます。

Lunch time.

飯撮りに使えるかテスト……の意図はなく、ただの飯写真。35mm判換算値で52.5mm。最短撮影距離が30cmちょいなので、気持ち寄れるかな?って程度ですが、このぐらいならギリギリクリア。もう少し寄れると、飯テロが捗りますが、充分OKかと思います。にしてもこのパスタ、美味かった。

Pattern

飯を入れた後は、ちょいちょい撮りながら移動。このレンズ、そこまで絞らなくてもカリッと仕上がるのが特徴みたいで、裏を返せば引き出しはあまり多くないようで。スナップ用レンズなのでこれで正解ではあります。描写で引き出しを増やすレンズではなく、構図で引き出しを増やすタイプですね。扱いやすいかと。

X-E2

本日、短時間ながらご一緒させて戴いた方のカメラ。最近、周囲でフジのカメラを生やすのがブームな様です。第1次Xマウント増殖ブームですか*1

GRID.

最後はコレ。最近、明暗差の多い写真を撮る事も多いので、テストも兼ねて。いいですね。これは素直に良い玉だと思います。


それでは皆様。今年もゆるーく、お願い致します。
……レンズ?今年はそんなに買いませんヨ????

*1:そんなもん来てません

【IYH】Fujinon XF35mm F2R WRをお買い上げ

今年はこれでラスト!

Fujinon XF35mm F2R WR(Black)
Nikon D700+SIGMA Macro 50mm F2.8 EX DG

説得力ないとか言わないでっ。ホント、これ最後です。ホントですって*1

初めてのXFレンズ

そうです。初めてのXFレンズです。まだお外で試し撮りしてないので、キチンとした事は言えないのですが。軽く触った感じではこんな印象です。

  • AFは静粛性高く、スムースにあう。ストレスはない。
  • ピントリングは、そこまでザラ付き感もなく、悪くはない。ただし無限に回り続ける。
  • 絞りリングは1/3段ステップ。クリック感はソコソコ。キチンと使えるモノかと。
  • 小さい。兎に角小さい。

2016.12.29更新

ピントリングは電源オフ時の印象を書いてました。ステッピングモーターの影響なのでしょうが、ファインダーを見ながらフォーカスリングを回すと、段付きのようにピントが動いていきます。これはちょっと使い辛いかなぁ……実質AF専用レンズということで。ハイパフォーマンスモード時のAF速度はかなり速いので問題はないかと。


年明け辺りにでも連れ出して、テストをしてみたいと思います。
それにしても、今年はちょっと機材購入が多かったなぁ。特に後半戦で……

少し早いですが、皆さま良いお年を。
何もなければ、このBlogの2016年のエントリーはこれにて終了です。今年も駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

2017.11.06更新
バイバイしました。今までありがとね。

*1:言ってる本人が一番信用ならないと思ってる

メタセコイヤ並木を撮る

寝坊したし渋滞嵌ったし、現場ではアレでぶーたれしながらも撮ってました。こんな感じ。

メタセコイヤ並木

望遠マクロでブチ抜けば、ほらこの通り。ラクチンです。SIGMA APO Macro 150mm F2.8EX DG HSMで撮影。

600RR

道の端っこにマナーよく停めた600RRのオーナーさんに快く撮影OKを貰ったので、バシッと決めてみました。CarlZeiss Distagon T*2/28ZF.2で撮影。みかんさんは側溝の中にinしてました(ダサい


……それにしても、マナーの悪さに辟易としましたよ。道路上で堂々と三脚ぶちゃけたり、道のど真ん中でポートレートしたり。カメラ好き以前に人間的に失格なのしかいませんでした。そういうのが守れない人が写真を撮ってても『ダサい』の一言で片づけられますよ。

X-T10のサンプルショット

JPEG撮って出しながら、少し掲載。現状言える事は、このカメラすげぇ!って事。全く設定を追い込んでないのにここまでやれるとは。正直ナメてました。では写真どうぞ。レンズは全てUltron40mm F2SLII Nをマウントアダプター経由で装着してます。

X-T10+Ultron40mm_Test

いきなりですが、電子シャッターが役に立ちました。有り難い。

X-T10+Ultron40mm_Test

拡大MFの機能もバッチリ使えるので、葉っぱにバチピンも楽勝。というかX-Trans CMOS II恐るべし。ここまでガチッと解像するモノなんですね……

X-T10+Ultron40mm_Test

JPEGそのまんまで、このトーンの描き分け具合。RAWになったらどうなってしまうのか……凄まじいです。D700JPEGだと絶対にこんなとこまでは無理です。時代の差か。すごい時代だ。

【IYH】X-T10をお出迎え

唐突ですが、富士フィルムX-T10をIYHしてしまいました。

X-T10(Customized by mikanX4)

どんっ!*1

何故このタイミングでX-T10か

  1. サブ機(NEX-F3)の更新を図りたかった
  2. D700をメインに据えたまま、ガチの撮影にも耐えれるサブボディが欲しい

この2点がずーっと引っ掛かっておりまして。そこへ飛び込んできたのがX-T10生産完了と、それに伴う値下げの嵐。で、そんな状況の中……

こんな事を言っておいてから(この段階では買う気ではなかった)

ここまで僅か2時間弱。ホント、手だけは早いです(何

閑話休題。では何故X-T10を選んだのか。それには幾つか理由がありまして。前述以外にもこんな理由があります。

  1. EVFがある(絶対条件)
  2. チルト液晶はやっぱり欲しい(なるべく満たす事)
  3. ホールド性の良好なボディ(絶対条件)
  4. お値段はリーズナブルに。
  5. 連射性能はどうでもいい。防塵防滴も不要。
  6. 操作性がいい事。

これらを総括すると、不思議なことにX-T1かX-T10しか残らないという不思議な状況に。α6000の中古を狙うにしても、それにちょっと予算上積みで新品同様のX-T10に行けるなら、連射&連続撮影枚数が不要って事でX-T10を選ぶのは自然の理でした。あと個人的にAPSMダイヤルが非搭載なのが、X-T10を選んだ密かなポイントです。マニュアル露出でしか撮らないし、あのダイヤルが軍艦部にあってもお荷物にしかなりませんし。

追加パーツ

X-T10(MHG-XT10)

で、X-T10が届いたら、一しきりニヤニヤして追加アクセサリーの買い出しに行ってきました。特に一番重要なのが、グリップの補強。ノーマルのX-T10のグリップは細身でお洒落なんですが、生憎グリップが細いカメラじゃガッツリ撮りに行く時にホールド性に難が出ます。NEX-F3の時に痛感してたので、ここは最優先で補強。チョイスしたアクセサリーは純正のMHG-XT10。勿論、純金属製です。何気に底面がアルカスイス互換シューになってます。中古で良さげなブツを狙ってたのですが、如何せん巡り合わせが悪く手に入らず。かといってナシで過ごすのは有り得ないので、ヤケクソ気味に新品をIYH。モノは確かだけど、これ高いよ……orz*2
ただ、これを装着した事により、グリップ感は格段に向上。かなり良いです。あと流石純正、造りが凄く良いです。違和感全くなし。

≪2016/12/05追記≫

MHG-XT10を装着時にグリップに微妙にガタがある場合、グリップ裏側に滑りにくい素材、例えばフェルトを一枚入れて装着するとガチッと動かなくなります。快適になりますよ。

X-T10(Back)

そうそう、MHG-XT10を装着すると底面が嵩上げされるので、チルト液晶を開いた時に底面に擦るかも……って心配がなくなります。外で持ち出した時に、この辺が効いてくるかもしれませんね。

X-T10(SoftButton)

そしてソフトレリーズ。これは、まぁ適当に選んだのですが、Kカンパニーの10mmのソフトレリーズ。レリーズボタンの高さがシャッタースピードダイヤルの高さに近く、誤操作したくない*3ので嵩上げに踏み切りました。もともとレリーズボタンはノーマルでもフニャチンなので、押し心地とかは二の次。別の手を考えるかも。

X-T10_with_Distagon2/28

んで、コレ。グリップを強化した事もありDistagon T*2/28ZF.2を装着してもキチンとホールド出来ます。それにしたって、これじゃミラーレス機=軽量コンパクトなんてどこ吹く風状態の風格ですよね……w
ただX-T10のルックスがコレなので、Cosinaのレンズが滅茶苦茶ツボに来る組み合わせなんですよ。他の写真で装着しているUltron40mm F2の方が似合いますが、Distagonを付けても負けている感じはしません。カッコイイ‼‼


さて、実際の使い心地とかは、また追々書いていきます。AF周りとか、そんな事は書きませんので、こうご期待。

*1:毎度唐突すぎてすいません

*2:あとで知ったけどKiponから互換品出てますね。しかも破格で。

*3:マニュアル露出シャッタースピードはサブコマンドダイヤルでやるスタイルなので、このシャッターダイヤルには触れたくない

Distagon T*2/28ZF.2で撮る日々 part.2

ここ1ヶ月近く、ずっとこれで撮ってる様な気がします。
28mmという画角とこのレンズ特有の癖に振り回されてて、考えれば考える程ドツボに嵌るような錯覚を覚えてしまいます。まだまだ感覚を掴めるのは先の話になりそうです。

OutScale of Table

ということで最近コレで撮った写真を何枚か。
こちらは何時もの明治村で何時もの場所からの一枚。レンズの癖を掴むなら、なるべく慣れた場所で慣れた構図で撮るのがいいかなと思ってるので、シェイクダウン時にはここに来ます。真っすぐ、この場所に来ますね……前回のエントリーでも書きましたが、広角単焦点らしくないボケ味と量です。ボケ味はやっぱりイイ感じです。

Lounge

APO-LANTHAR90mmにチェンジしたい気持ちをグッと堪えてDistagonのまま撮影。遠景で28mmはやっぱり苦手にしてる節があるようです。バチッと決められない。

Woody Spiral

階段を下から撮っても、28mmという画角は微妙に焦点距離が長かったりするもんです。個人的な感覚だと、この辺りは24mmとかその辺りなのかなって思います。描写ですが、F4まで絞れば周辺もOKな気がします。像面歪曲は、細かい事言えば気になるかもってレベルですが、まぁ隅を突いてみる訳じゃないですしこんなもんでしょうと。気になるならもう少し絞ると完璧になります。

桟橋の上

シーンは変わって。岐阜県のどっかのお寺。Distagonなんですし、グイグイ寄って背景もがっつりボカしてしまう撮り方もいいですよね。ワンパターンに陥るかもですが。

秋之色

MFレンズの弱点、というかMFレンズを使ってると、こういうシーンで泣きをみる事が多いかと思います。広角で葉っぱにピントをしっかり持ってくる。これは一眼レフでMFレンズに慣れてる人だと、その苦痛が分かるかと思います。が、幸いな事にDistagon T*2/28はそんな状況でもピント合わせが苦になりませんよ。勿論ライブビューなんて使わずともこの通り。ちゃんと葉っぱにピントもってこれます。MF=ピント合わせが難しいは、このレンズには当てはまりませんね。

椛橋

最後の一枚。こういう写真、上手く撮れると28mm単焦点がもっと生きてくるとは思うのですが。
現状では宝の持ち腐れに近い状態です。はやく馴染まなきゃなぁ。

Distagon T*2/28ZF.2試し撮り

近場で少しだけ試し撮りしてきました*1。被写体はコスモスで。なんだかんだで今年撮り忘れていたので、ついでに撮る感じに。

Cosmic Cosmos

絞り解放で。絞り解放で撮るなんて、原則APO-LANTHAR90mm以外ではやらないのですが、Distagon T*2/28ZF.2は絞り開放で完全にイケる写真になりますね。あと本当に28mmなのかな……って錯覚を覚えます。広角マクロ特有の難しさに、この時点ではまだ気付けませんでした。後日これで相当苦戦する事に。

Distagon 2/28ZF.2 test_2(F5.6)

次にF5.6に絞って撮影。28mmでF5.6ならば、随分と被写体深度は深い筈。その筈なんですが、この写真の通り、どこにピントを合わせたのか一目瞭然です。これを使いやすいと取るのか、難しいと取るのか。まだこの部分の答えは保留してます。それにしても色ノリの良さはどうでしょう。本当にコッテリ載ります。でも嫌な載り方をしない。不思議。

One Point

これまた絞り解放&かなり近接。周辺光量落ちは確かに大きいですが、それもアクセントの一つということで。個人的にはもっと豪快に落ちてくれてもOKなんですけど。あ、そうそう。書き忘れていましたが、ピント合わせが非常にしやすいです。ピントの山がグッと一点で立ち上がるのです。これはファインダー覗き込んだ時にぶったまげました。MFレンズが苦手な人でも、これで合わせられないなんて言えないぐらいにピントの山が見やすいです。

Distagon 2/28ZF.2 test

おまけ写真。画面隅っこに太陽を入れて少し意地悪なテストも兼ねて。ゴーストは偶に出るかなって程度です。フレアも気になるほど出る事はないです。というか、これだけ丁寧な描写がされてるならば、多少のゴーストやフレアなんて気になりません*2

さて、ここではイイ感じにテスト出来て帰宅したのですが、後日このレンズの難しさに直面する事に。それに触れるのは、はてさて何時になるやら。

*1:これ書いてる時点で実践投入してますが、それはまた別の機会に

*2:元々フレアやゴーストは好きなのであまり問題に感じない