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クルマと旅行と写真の日記。半分IYH記録簿

テーブル三脚、SIRUI 3T-35が大活躍したお話

三脚は沼……ってコト!?

ちいかわファンではないです(挨拶
ひとつ前のエントリーにSIRUI 3T-35Kを購入した事をチラッと書きましたが、それをもう少し掘り下げたエントリーになります。

撮影旅行前に購入

このテーブル三脚を買ったのも、実は東京撮影旅行を決めた後なのですが。東京に行くぞ!となった時に東京駅駅舎を撮影したいなというのがありまして。2年前に東京フォトウォークに参加した際に、三脚があればなぁ……と思いながら撮影、それが少し心残りで今回東京に行くに辺り、撮影したいポイントとして候補に挙げていた場所です。

そこで問題となるのが三脚の選定。既に手持ちの三脚を持っていくという選択肢もあったのですが……

  1. 1泊2日で三脚使うシーンが予想されるのが東京駅舎撮影のみ。それ以外のシーンではお荷物
  2. 出来るだけ軽量化したいし、用途的にアイレベルどころかウェストレベルすら要らない
  3. カメラバッグの隙間になんなく入る事
  4. でもZ6IIに1kgぐらいのレンズを装着しても余裕で保持できるやつがいい

……それまでの手持ちで一番条件が近いのがVelbon UltraMaxi Mini IIIなのですが、この三脚だとZ6IIにAF-S NIKKOR 14-24mm F2.8Gを保持する力を要求するには酷すぎて却下。X-H1+XF50mm F1.0Rが怪しいのにそれ以上に重たい構成を載せる博打は出来ないなと。じゃUTC-53AS IIか?となるのですが、充分コンパクトなのですが、1の条件が微妙、2の条件から完全に外れてしまうのが難点。じゃ買うかとなるんですが、コストは出来るだけ掛けたくないなぁなんて考え始めるワケです。

そんな都合イイモンある訳ねーだろ!!

とか思ってたんですが、世の中なんというか上手く出来てますネ。ありました。いつものお店で新品3300円というおまけつきで*1
とはいえ、普通に量販でも7000円ぐらいで売られているので安いです。

超小型軽量テーブル三脚を旅行に持ち出すということ

埋め込み画像のレンズは違います*2が、この組み合わせでも余裕で保持。これで東京駅舎もばっちり撮れてニコニコです。三脚の脚部展開には少し癖がありますが、脚部を伸ばしてからロック、そして展開するとスムーズかつ安全に使えそうですね。

参考画像です。

3T-35のセンターポールは2段伸縮式、センターポールを分解してショートポール化、または完全にポールレス化も出来ます。イモネジで脱着する方式なので、現場で脱着……はないですね。どういうスタイルで使うか考えて固定して使うのが良いと思います。自由雲台の造りは、流石SIRUI。安くてもキチッと可動部もスムーズでいい造りしてます。個人的にSIRUIの三脚、というか雲台が好きな理由の一つでもありますね。

そして地味に嬉しいのが、この三脚、センターポール裏側にカラビナが取付可能になっている点*3。これで、バッグに適当に引っ掛けて雑運用も出来ます。本当によく考えられているな。

おそらく唯一の難点は付属のクイックシュープレートTY-C10があまりにもチャチな造り*4なので、アルカスイス互換溝のあるLプレートを装着したカメラで使うのがスマートかなと。雲台交換してデカくしたら折角の小型三脚も意味ないですしね。

*1:安すぎます。いつもありがとうございます。

*2:単にレンズを装着するのが面倒くさかった

*3:カラビナも付属品に入っています

*4:大きさ的に仕方ないとは言え、コイン締めは頻繁な脱着を考慮してないのかなという造り