ついに買ってしまった変態ズーム
何気に2021年初のレンズでした。勿論これ1本で今年はおしまい。
目の前を通過していくレンズが悪い
"変態"
海外でも"HENTAI"で通じるこの世界共通ワード。カメラ用レンズの場合、どういうレンズに当てはまるのか。
その一本が、間違いなくコレであると思います。ちなみにSIGMAの社長である山木さん(@KazutoYamaki)曰く
うわー、それ当社で最も売れないレンズのトップ2です。両方とも性能は極めて良く、まさに「画角が変えられる大口径単焦点レンズ」なのですが・・・。ただ、両レンズともシネマ・動画系プロユーザーには極めて人気が高く、シネマバージョンになると一転人気商品となります。お目が高い! https://t.co/3wdv5H5EJ9
— Kazuto Yamaki (@KazutoYamaki) January 15, 2018
社長自ら売れないレンズってぶっちゃける辺り、やっぱり数は出ないレンズなんでしょうね。でも性能は折り紙付き……そうです。SIGMAの売れないレンズって、ずば抜けた高性能レンズであるケースが結構あるんですよね。150mm&180mmマクロなんかもそうでしたし……
50-100mm Artを購入した理由
- Fringer FR-FTX1をもっと生かせるレンズを使ってみたかった
- 室内競技撮影時に、明るいズームは必須である
- 手振れ補正のないこのレンズをX-H1のIBISを使ってやれば非常に良いのでは?という疑問
- D850の1.2x(APS-H相当)クロップモードで60-120mm F1.8相当として使えないかという興味
理由はこの3点+1点となります。ついでに言えば、全然使わなくて防湿庫に放り込まれてたFujifilm XF35mm F1.4Rが購入時と同価格でドナドナ出来たというのもありますが……
それぞれの項目に対する答えはまた後日に書くとして、取り敢えず装着して部屋の中で使ってみた感じでは、AF速度は予想より速く必要充分、精度は申し分なし。ビルドクオリティは流石のSIGMA SGVラインで文句なし。実機を手にするまで邪魔だろうと思ってた三脚座は、小さすぎて邪魔にすらならなかったのでOKです。
コロナ感染拡大中の昨今では、ロクに写真を撮りに行けないのがもどかしいですが、気兼ねなくお外に行けるようになったらテストしてみたいですね。
2021/09/12追記
なんと、距離エンコーダーが壊れてて修理行き。