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クルマと旅行と写真の日記。半分IYH記録簿

EF-X500でワイヤレスライティング(Cactus V6Ⅱのお話)

前回のエントリーで富士フィルム純正ストロボ、EF-X500を激安でゲットしたというのを書きましたが、今回はこれの続きとなります。mikan-lognote.hatenablog.com
折角爆安で手に入れたEF-X500。どうせなら電波式ワイヤレスで使いたいよねとなると、Cactus V6IIを使うしか選択肢がないので。

Cactus V6Ⅱ再導入

昔、X-T10を手に入れた辺り。富士フィルムXマウントにFP発光可能なストロボがない時代*1に、FP発光出来たら便利だよなと思って一度手に入れたImage Vision社取り扱いのCactus V6Ⅱ。当時は全く使いこなせず手放してしまいましたが、今回改めて入手し覚えてみる事にしました。
今回のエントリーは個人的な覚書みたいなものなのですが、EF-X500でワイヤレスライティングしたい!という方の参考になれば幸いです。もっともV6Ⅱはディスコン品なんですけどね……本当に今更の内容だ。

Cactus V6Ⅱのファームウェアには、CrossBrand HSSファームとX-TTLファームの2系統があります。前者はCactusがウリにしてるカメラとストロボメーカーの縛りをなくす使い方が出来るファームで、後者はカメラ側を固定にした代わりにTTLに対応したファームになります*2
ファームウェアの組み合わせはこちらを見ていただくのが手っ取り早いかなと思います。
www.imagevision.jp

結構やりがちなのが、ファームウェアの種類を揃えずに『同期しない、動かない』ってなるパターンだと思います。キチッと揃えましょう……書いてても結構やってしまいます。Cactus V6iiのファームウェアの確認をこまめにしておくといいと思います。ちなみにAとDのボタンを同時に押しながら電源Onでファームウェアの確認が出来ます。

  • セットアップの仕方

ここ見てください。というか当時コレ知らなかったのが痛すぎます……
www.youtube.com

順番としては、

  1. まずストロボをTTLモードで起動。
  2. 次にRX側の電源をOn。
  3. カメラの電源をOn。
  4. シャッターを半押し*3しながらTX側の電源をOn。

4まで終わったら、Cactus V6Ⅱがカメラを認識してるか確認する癖をつけると失敗しにくいです。確認方法はCactus V6Ⅱのメニューボタン押しっぱなしにしながら、ダイヤルを回転すると確認できます。詳しくは動画を見た方がわかりやすいかと思います。ImageVision社さんの動画、マジで参考になる……当時なんで知らなかったんd(ry

ここまで来たら、撮影に入る前にTX側からストロボの制御が出来るか確認するとよいです。
そして結構重要な事ですが、使用中に動作が不安定になったらTX側のCactus V6iiの電源を再投入で大体復活します。

案外これが難しいのです……富士フィルムのカメラでCactus V6Ⅱを使う場合、X-T3以降のカメラですとFUJ.A.004を使用してくれ等、細かい制約があるのでキチンと読んで選ばないと簡単にハマります。またファームウェア毎に動作が微妙なのがあったりするので、そこも注意ですね……このファームでばっちり安定動作したよ!なんてのがありましたら、コメント等で教えていただけると嬉しいです。

*1:実はX-T1 Firmware 5.0になるまでは正規の手法でFP発光はできなかった

*2:ストロボはマウント問わずに搭載可能

*3:AF-Onボタン押しっぱなしでも可